①足場を組む
まずは「足場組み」です。施工初日はこちらの作業で費やすことになります。
安全な足場を組むために時間がかかります。
②清掃・下準備
新たな塗料の為にまずは外壁についたカビやコケを高圧洗浄で清掃します。清掃過程はとても重要で、この作業を怠ると塗料のノリが悪くなり、早い劣化につながります。屋根も同様に高圧洗浄します。
塗料がついてはいけない箇所にはビニールで養生しますし、近隣の住宅エリアのも目を配ります。
最後に外壁のひび割れやコーキングの切れ目を補修したら塗装工事の下準備は終了です。
③下塗り・中塗り・上塗り
下塗りは、外壁塗装の基本となる重要な工程です。
外壁材と塗料との接着力を高めます。上塗りの発色を良くするため、上塗りと異なる色を使用します。
中塗りの目的は塗料のムラをなくし、発色を均一にしていく作業です。
中塗りの工程により上塗りの塗料がはがれた際にもムラが出にくくなります。
塗料は上塗りと同じものを使用します。
上塗りは、美しく仕上げる必要がある為、最も大事な工程です。
中塗りの塗料がある程度乾燥した後にムラなく上塗りしていきます。
下塗り、中塗り、上塗りは、塗布する範囲にもよりますが、乾燥期間を含めだいたい4日~5日程度かかります。
④仕上げ
仕上げでは雨どいや雨戸、戸袋など細かい部分の塗装を行います。
施工主様に塗装をチェックしていただき、問題が無ければ足場の撤去、清掃等して終了です。
仕上げ工程含め、塗装工事はだいたい12日間程かかります。